日報!野球少年エースへの道!

野球少年がいるがどうやって練習したら良いか分からない方、野球好きな方へ

練習試合1〜初めてのマウンド〜

こんにちは!

ひぃーはちです!

 

全体練習の土曜日ですが…

練習試合がありました。

 

心配していた、背中の痛みも無くなり、

休養十分!

 

まず午前中の練習は、

 

アップ、キャッチボール、

それから、

ボール回し、

ランナーと内野守備に分かれて、

ケースノック。

ケースノックでは、

ランナーには、アウトになってもイイから次の塁をしっかり狙う、という意識をしっかり持たせて走らせる。

もちろん、ランナーコーチもつけてだ。

一塁ランナーが、サードゴロの間に三塁まで狙うという姿勢だ。

本当に大事な練習だ。

なかなか、次の塁を狙う姿勢というのは、しっかり練習の中から意識づけできていないと試合でできない。

その後、大人が守備につき、選手がランナーで同じ事を繰り返す。

 

午前中の練習はこれで終了。

 

午後からいよいよ練習試合だ。

一試合目、

普段の練習が生きてる。

離塁、帰塁、次の塁を目指す姿勢。

どれもしっかり出来ていた。

その結果、サヨナラ勝ちした。

息子の出場機会はなかった。

こればかりは、仕方ない。2年生主体のチームだ。途中から1年生も数人試合に出ていたが…

 

仕方ない。

 

まだまだ実力不足なのだろうと思った。

 

二試合目、その時は突然やってきた。

先発ピッチャー、我が家の息子?

へ??ストライクなんて入るの???

投球練習時からストライクがあまり入らない…

 

1番バッターが打席に立つ。

ボール。ボール。ストライク。ファール。

追い込んだ。

ワンバウンドになる球を打者が空振り。

三振を奪うも、キャッチャー後逸で振り逃げ

ランナー、一塁から。

3連続フォアボールで1点失う。

次の打者は、体格のイイ打者だ。

カキン!

 

打った打球は、フラフラっと、ピッチャーとキャッチャーの間に上がった。

 

息子が前進する。前進する。

パシリっとキャッチ。アウト!

ようやく1つアウトを取った!!

途中、コーチから、

「大丈夫か?まだ投げれるか?」とベンチから大声が飛ぶ。

息子は、大きく頷きかえした。

その後も、ワイルドピッチで一点失う。

 

フォアボールでランナーを背負いながらも必死に投げていた。

健気に腐る事なく、逃げ出す事なく。

何とか2人を三振に取り、長い長い初マウンドが終わった。

フォアボールは数え切れない程出した。

それでも2点に抑えた。

ベンチに戻るとコーチから、

「どうだった?」と、聞かれると、

「楽しかった!」と答えたようだ。

なかなかの強心臓ぶりだ。

その気持ちが、あれば大丈夫。

まだまだこれからだ。ようやくスタートラインに立てた。

 

あとから息子に、聞くとどうやら、

コーチからどこがやりたい?と聞かれ、

自分からピッチャーがやりたいと言ったようだ。

 

自分からチャンスを掴んだのだ。

本当に偉い。凄い。その意思さえ持ち続ければ、エースなんてすぐになれる。

 

その後、マウンドを別の選手に譲り、

レフトへ。

1番打者として、初回から打席が回ってきた。

コーチから、「三振でもイイ!届く範囲は、全て振れ!」という指示だった。

止めかけたバットに当たって、セカンドゴロ…

まぁ中途半端な形だがイイだろう。

2打席目、フォアボール。

3打席目、ランナー3塁で打席が回ってきた。

 

おや?ふと息子とした約束を思い出した。

 

私「次の練習試合でホームラン打ったら焼肉な!」

息子「ホームランだけ?!」

私「うーん…んじゃ打って点入ったらな。」

 

点入りそうは雰囲気じゃん…

 

息子は、カキーンと、三塁線にイイ当たりを打ったがファール。

次の球を、再度カキン。

今度は、三塁線のゴロになった。

三塁手が捕球し、一塁へ送球。

送球より早く息子が駆け抜ける。

セーフ。

 

文句無しの内野安打。打点1。

焼肉確定。

私が出したハードルを軽々飛び越えていく。

たくましい。

小さいながら本当にたくましい。

 

試合にも勝ち、ダウン、グラウンド整備が終わり、帰りの道中。

 

息子「見た?」

私「ピッチャーできて良かったなぁ!」

息子「うん。」

息子「打って、点取ったよ」

私「あっ!焼肉な!」

私「今日は飲み会だから無理だよ…。

来週のどこかでな!」

息子「えー!いっつも飲み会じゃん!」

私「来週って言ってたじゃん!」

 

ってな会話をしながら、帰宅。