朝練9〜子供のやる気が出る時〜
こんにちわ!
ひぃーはちです。
最近、朝練を再開しつつあります。
朝練をずっとしてなかった理由として…
朝まだ暗かった。という点と、
だいたい私の方から、
私「明日の朝、練 キャッチボールしよっか!」と、声をかけ、
息子「うん!」
と、いうやりとりばかりで、
私の中で…
(あんまりキャッチボールやりたくないんかなぁ…。)って感じだったためです。
ここ数ヶ月、私からは声を掛ける事はありませんでした。
日課だったバッティングセンター通いも本人から声を掛けてくるまで中止。
2か月程度辞めてます…
やっぱり本人が嫌々やっていても、全然成長が見られず…むしろ下手になっているような感覚にさえなってしまう…
そんな様子を見ていると、こっちがイライラ!そして、叱ってしまう…という悪循環。
それが、最近、息子の方から、
明日、朝キャッチボールしよ!っと誘ってくる。
きっかけは、
シートバッティングで先発投手に選ばれた事だろうと思う。
というか、監督の中では、
(誰からでもいいや。)
という気持ちがあったと思う。
それで、たまたまストライクが連続で入ったため、「おっ!いいじゃん!」って感じで2イニング投げた。
1イニング目は、1四球、被安打0、自責点0で終わったが…
2イニング目は、3四球、被安打2、自責点は、押し出しを含む3失点だった。
そして、その後も次々と1イニングずつ投手を変えながら、シートバッティングは進んだ。とりあえず、全員投げ終わったところで練習終了。
息子のマウンドさばきは、なかなかだった。
落ち着いてた。
「ふ〜」と息を吐いてから、セットに入いる。そこから、ゆっくりと足を上げモーションに入る。
そこから繰り出す球は、これと言って速い訳でもなく、「パス」っとミットに収まる。
そんな感じだ。
ランナーを背負っても動作も表情も変えない。
なかなか堂々たるものだった。
試合後の息子との会話は、
私「今日はどうだった?」
息子「楽しかった。」
私「何が楽しいかったの?」
息子「ピッチャー出来たから。前よりストライク入ったよね?」
私「そうだなぁ。前よりは、良かったね。でも、ピッチャーは、10球投げたら最低でも8球くらいは、ストライクじゃないとな。」
息子「僕は?」
私「んー、10球投げたら、5球くらいじゃないかな。」
息子「ふーん。でも2イニング投げれたし、先発だった。」
私「そうだな!それは、良かったな!」
そんなやりとりをした。
その日の夜、息子から…
明日の朝キャッチボールしよ!
と、言ってきた。
基本的に、子供から何かしよ!っと言ってきた時は、断らない事にしている。
この時、私は改めて
「人がやる気を出すには、小さな成功体験が必要だ。」
という事を再認識させられた。
ただ、これにはルールがあるな。とも感じた。
「自分が満足出来た結果を親も満足している事」=成功体験
そして、
あくまで客観的である事。
つまり、
「本人が満足した結果 を 周囲の人間も満足 しており、親も満足している事。」
これが大事だ。と実感した。
周囲の人が満足していないのに、
親だけが満足して、褒めていると…
完全に勘違いした自信家になってしまう。
「褒めて伸ばす」というのは、
なんでもかんでも「褒める」という事ではない。
実際、私も「なんでもかんでも褒めて伸ばす」を実践してみたが…。
結果、調子に乗って、「何もしなくなる」という結果だった。
それから、しばらく「褒めない」を実践したが、「嫌々やる」という感じだ。
褒めるべきタイミングでいかに褒めれるか。
それが本当に大事だ。と再認識させられた出来事だった。