飲み会 1 〜厳しい世界〜
こんにちは!
ひぃーはちです。
さてさて、日曜日の全体練習 5!なんですが…ちょっと私用で、私は参加出来ませんでした…
練習事態は、午前中で終了。
紅白戦をしたみたいです。
1-0で勝ったと息子が喜んでいました。
どうやら息子の打点で勝ったようですが、息子は、打って取る事より、自分がホームインしたいみたいです。笑
それで昼過ぎから、1〜3年生の選手と親で忘年会があったんでチョイと行ってきました。
人見知りな私としては、ちょっと気が重かったんですが…
なかなか楽しく過ごせました!
色んな話を伺えました。
4年生以降の話とか、
チームの衰退期とか、
子育て方針とか…。
コーチ陣の顔と名前がようやく一致した。
先週で、すでに一年生で9人!!
なかなかの大所帯です。
4年生以降は、各学年に分かれて行動する事が多くなるみたいです。
そして、完全な実力主義!
スポーツの酷なところですが、強いチームを作るには、それが一番手っ取り早い。そんな事は、十分承知していたつもりでしたが…改めて、話を聞くと…
息子ならヤレる!
エースになるのだから!!
具体的にどうゆうのかというと…
上手い子が、入団したら即その子を使うって事。もちろん、ある程度出欠状況は考慮されるみたいだが…。
だから、4年生以降は、試合には上手くないと出れないよ。って事。
ベンチにいる選手は、ほぼベンチで一日を過ごす…
たまの練習試合の時に出場して結果を残さないといけない。
そうなると、ベンチの選手の中には辞めていく子も結構いるんだろうな。と。
野球自体を辞めてしまう子も出てくるだろう。
でも、スポーツってそういうもんだと思うんです。
だって、みんな勝つために練習しているのだから。勝つために最善を尽くす。これが真剣勝負の鉄則です。
勝つためには時に非情にならなければならない。
そんな事は、分かりきっている…!
私自身、高校時代、人生で一番努力した。誰よりも練習した。春までは、一桁をもらったり二桁をもらったりしていた。
それでも4月に入部した1年生にポジションを奪われた。
彼は1年生ながら6番バッターとなった…。私は、守備要員、代走要員となった。
スポーツは非情だ。そんなチームもベスト8で散った。
その後、私は大学でも野球を続けた。大学では、さらに理不尽の塊だった。打率が1割台の選手でも使い続けられた。
野球は、体格のスポーツだ。
体格のない選手は、足が飛び抜けて早いか、守備が飛び抜けて上手いか、でなければ、生きていけない。
私は、3年生の秋から、コーチに転身した。
それでも野球が好きだ。
だから、今でも草野球を続けている。
子供の練習にも時間が許す限り付き合ってやりたい。
それで何を得たか?と問われれば、
「共に過ごした仲間」と「悔しい思い出」だ。
正直、野球で良い思い出は、あまり無いかもしれない。
それでもやっぱり野球が好きだ。
と、過去の回想が長くなってしまったが!
大事なのは、その時、子供がどうしたいか!なのだ。
ベンチで応援したままでいいのか。
別のチームに移るのか。
努力してスタメンを奪い取るのか。
親ならば、チームに文句を言うのではなく、子供の選択を尊重するべきだ。
少年野球は、幸いにもチームを選べるのだ。監督と意見が合わなければ、チームを変わればいい。それだけの話だ。
ただ、それは子供が選択するべきだし親が口出ししてはいけない。
もちろん、そうならないように今、息子と練習に励んでいる。
自信はある。
息子ならやり遂げてくれる。
そう信じている。
光があるところには、必ず影があるのだ。影があるから光はより一層輝きを増すのだ。
今、楽しく練習に取り組んでいる。でももうあと2年と少しでそのような戦場に足を踏み入れるのだ。
自分が本当に欲しいものは、
自分で掴み取らなければならない。
親からは与えられないのだ。
野球も恋も勉強も仕事も…
そして、幸せも。
その事を改めて実感した飲み会だった。