番外編、猫背による弊害〜投球編〜
こんにちわ!
ひぃーはちです。
番外編、猫背による弊害〜投球編〜、
前回の打撃編に引き続き、猫背による弊害を、猫背の私が実感している点を紹介します。
1.コントロールが悪い
2.急速が上がらない
と、悪い事ずくめです…
(投球編)
1.コントロールが悪くなる理由
1頭のブレによりコントロールが悪くなる。
投球動作は、並進運動➕回転運動で出来てます。
並進運動は、体重移動により前に力を伝えます。
回転運動は、腰のひねりによりさらに大きな力を生み出しています。
その際、必ず頭の位置は前移動します。
そのあと体が回転するわけです。
猫背でこの運動を行うと、並進運動で軸がズレてさらに、回転運動で頭が大きく振られてしまいます。
そのため目で見る目標が大きくブレます。必然的にコントロールが悪くなります。
2トップの位置が安定しない。
猫背の場合、あまり筋肉を使わず、背骨で体を支えている状態です。
そうすると日によって姿勢が変わってしまいます。睡眠時間や生活動作の影響を受けやすくなります。
姿勢が変わると投球動作のトップの位置が変わります。トップの位置が変わると腕の振り方、リリースの位置が変わり、コントロールが悪くなるという訳です。
2.球速が上がらない理由
1肩甲骨の可動域が狭くなる。
背筋を伸ばした状態より、猫背の状態の方が腕を上にあげにくいと思います。
要するに可動域を自分で制限してしまっているのです。
速い球を投げるには、健康骨の可動域が大きいにこした事は、ありません。
2肩甲骨を動かす感覚がない
猫背の場合、日常的に肩甲骨を動かす事が少なく、肩甲骨を動かす感覚を掴みにくいです。
例えば、腕を回す動作でも猫背の人は、小さく回します。可動域が狭いため、大きく回すには、力が必要だからです。
3骨盤が後傾してるため力が上半身に伝わらない。
猫背の場合、骨盤が後傾しています。
1.で述べたように投球動作は、
並進運動➕回転運動です。
並進運動で作った前に向け作った力を如何に効率良く上半身に伝え、回転運動をより大きく力強くするかということが重要です。
その際、骨盤が後傾していると力を前方へ上手く伝える事が出来ません。
骨盤が後傾した状態では、前足への体重移動がしにくく、軸足に体重が残ってしまい、十分な並進運動が出来ません。
そして、回転運動となるため球速が上がらないという事になってしまいます。
大きく猫背における投球動作の弊害は、こんな事が挙げられます。
やはり野球に限らず、
スポーツをやるなら、まずは、正しい姿勢を身につけるべきだと改めて実感しています。
私は、今年で36歳になりますが、この事に気付いたのが1年前です…
30年程早く気づいていれば…なんて考える事もあります。
この記事を読んで頂いている猫背の方や、指導者の方、是非猫背を治してあげて下さいね。
私も意識していますが…なかなか大変です。常日頃、意識するのは大変な事ですが少しずつ取り組んでいます。